映画「ウェディング・テーブル」感想※ネタバレあり

「ウェディング・テーブル」

2017年 アメリカ

監督:ジェフリー・ブリッツ

出演:アナ・ケンドリック、レイヤ・メイヤーズ

 

【あらすじ】

新郎新婦から最も遠い席「19番テーブル」は、花嫁の母親曰く「結婚祝いのプレゼントを贈ったら式には出席しなくていい人」という括りの席。

そこに集められた人々は多少変わり者であったり、何か事情があるといった感じ。

その中でも大いに問題がありそうなのが花嫁フランシーの親友で花嫁介添え人になるはずだったエロイーズ。彼女はフランシーの兄であるテディと付き合っていたが別れたために、19番テーブルに追いやられてしまう。

フランシーを純粋にお祝いしたいと出席するも新しい彼女といちゃつくテディを前に冷静ではいられない。

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【感想】※ネタバレあり

本編は1時間30程度かな?

すごくよかった。

ありがちといえばありがちなまとめ方だけど、テディとエロイーズに関して予想が外れた・・・

 

19番テーブルに集められたのはフランシーの乳母をしていた「ナニー・ジョー」、フランシーの従妹の「ウォルター」、フランシーの父親の友達の息子の「レンゾ」(遠いな!)、新郎の父親の同業者である「ビーナとジェリー夫婦」、そしてフランシーの親友の「エロイーズ」。

 

物語はエロイーズを中心に動くんですが、その他のメンバーの事情も少しずつわかってくる。

 

ナニー・ジョーは80過ぎくらいかな?独身のまま年をとり、結婚式の時点で病に侵されて余命は1年ないくらい。多分、乳母という仕事に誇りを持ってきたけれど、どこかで報われない諦めというか寂しさ、そして後悔も感じる。

 

レンゾは10代の少年。父親を早くに亡くし、母親と二人きりだけどお涙ちょうだいな感じではない。ともかく彼女が欲しくて間違ったアプローチばかりで女の子に引かれてる。対する母親も携帯で微妙な指示を出してくる謎な親子。

 

ウォルターは最初、精神科に入院しているのか?と思ったけど、実はフランシーの父親から金を盗み服役していた。今は更生施設に入所中。ただ、ウォルターはすごく頭がいいみたいでその上、これはフォローにはならないけど優しい性格。友達に騙されてお金を横領したんだけど、これも友達が困っていると思ったから。

 

そして最後のビニーとジェリー夫婦はダイナーを経営している50代くらいの夫婦。この人達はまともなのかと思ったけど、やはり問題を抱えてる。ビニーは今回、不倫相手に会うために結婚式に出席していたんですね。

そんなに問題あるのか?と思ったけど、ジェリーに「自分が愛したビニーは不倫をするような女じゃなかった」て言われて、ビニーも言い返すんです。ジェリーには「自分は変わってない」て言われて一見正論なんだけど、ビニーは「昔は愛されていると思ってた」て言うんです。

ジェリーは本をよく読んでいるんですが、推理が好き。会話がちょっと意地悪。斜め斜めな感じ。

あくまで推測だけど、ジェリーは確かに不倫なんてしていない。けど、ビニーと真正面から見て「話をする」ことをしてこなかったんじゃないか、て。

なんか、そういうのって一人でいる以上に寂しく感じることってあると思うから。

 

 

話の中心になるエロイーズですが、最初はこんなチャラい男となんで?て思ったんです。

エロイーズと付き合う前の元カノとまた付き合ってイチャイチャしてて頭悪そうな感じで、全然惹かれた理由がわからない、て。

それで、テディに見せつけるために偶然知り合ったイケメンな男性といい感じになったりするんです。

これで、新しい恋か?て単純に思ってしまった。

 

だって、映画だから。ありえないロマンスはつきものでしょう?

 

でも違った。エロイーズはテディの子を妊娠していたんですね。

それに気付いたナニー・ジョー。19番テーブルメンバー全員でテディを責めるんですが、ここでまた新しい事実が発覚。

 

テディはエロイーズを本当に愛していたのです。テディは自分を知っている。ちょっとおバカなところも知っている。だから、エロイーズが自分には値しない女性だということ。子供ができればきっと子供にも自分はバカにされるとエロイーズが思っているということも。だから彼はエロイーズに妊娠の話をされた時に「どうしたい?」て聞いたんですね。

彼女を失いたくないから。

彼女を失望させ続け、自分自身にも失望し続ける人生なんて耐えられないと。

 

でも、この「どうしたい?」に当然エロイーズは切れたんですね。当然です。周りが反対している時にこそ唯一彼にだけは味方でいて欲しいのにその彼が「どうしたい?」ですからね。

ただ、この時の彼女の「ろくでもない父親になる」という言葉にテディはショックを受けたんですね。

 

お互いにちゃんと話せなかったんです。テディは「やっと言えた」と。そりゃあ言えない内容ですよね。

 

私も元カレに「蔑むのやめて」て言われてショックだった。

 

気を取り直して、私、ここでテディってもしかしていい人?て思ったんです!!

 

そして色々ありまして、結論言うと二人はよりを戻します。

エロイーズは彼に言うんです。「自分も失敗をする。でも、彼にしか失望したくないし、自分も彼にしか失望されたくない。」と。

 

お互いに許し合うことを約束し、元に戻るんです。

 

最後に少しだけ、その後の内容がでるんですが、やっぱりちょっと抜けてるテディだけど、エロイーズはテディのしてくれたことに感謝をし、テディのことを褒めます。テディもまた、失望させたという感じでもなく、間違いを謝り、そしてエロイーズに感謝をします。

 

ここが大事なのかなぁ、て。

夫婦に限らず、関係が近くなればなるほど不思議に人ってもっともっと、て求めるようになる気がするんです。

本当ならその存在が大事なものになればなるほど感謝をするべきなのかもしれないのに。

 

簡単なようで難しい・・・

でも、

いい映画でした☆

 

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