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女優・石田ゆり子さんの「天然日和」は心地いい時間の流れを感じるエッセイ本


こんにちは。

ご覧いただきありがとうございます。

さて、今回ご紹介するのは女優の石田ゆり子さんが書いたエッセイ本「天然日和」でして、初版は平成18年。10年以上前に出された本なんですね。

読みながら何度か「いつの話なんだろう?」と本の最後のページを見たのは時代背景が現在とすごく違う!と感じるからではなく、ただ単に「これを書いている時、石田ゆり子さんは何歳だったんだろう?」という興味からでした。

それくらいにこのエッセイは石田ゆり子さんの日々の暮らしについての内容が中心です。

ここ数年で石田ゆり子さんの天然っぷりがテレビでも分かってきたんですが(私、あまりテレビ見てないんですが、「前から出てたよ!」という人がいたらごめんなさい💦)、こんなに早い時期からご本人の本で出ていたんだ!?と思ったのが読み始めの感想。

ただ、読めば読むほど、石田ゆり子さんを好きになるんです。

あんなに肌がキレイで見た目も若いのに、仕事がなければ夜型。

でも華やかな夜型じゃなくて、本当に失礼で申し訳ないんですが、ズルズルしちゃった夜型なんです。挙句の果てに朝になっちゃった、て感じの。

なのになぜかすごく「夜の時間」を楽しんでいる感がすごいんです。

まるでそこだけ静かな夜の時間にオレンジ色の明かりがあって、その中でゆったりとした時が流れているイメージ。

夜だけではなく、この本でははじめから終わりまで石田ゆり子さんのマイペースな時間が流れています。

そして、ところどころで見える本人の心の内や言動が笑えたり、つっこんでみたくなったり、でも時に「自分だったらどうだろう?そういう所ないかな?」て考えてもみたり。

エッセイ本ならではの軽く読める本です。

仕事でいっぱいいっぱいだったり、今、何もインプットしたくない!とか頭使いたくない!なんて時におススメです。

「考えさせられる」本ではないんです。(すみません💦)

「こういう風に生きていてもいいのかも」とか「そういう所に目を向けてなかったかも」という違う視点を特に面白く感じることができる本です。

押し付けない。淡々とした日常を淡々と描いていない本と言ったらいいんでしょうか?

 

「石田ゆり子」という人を少し知ることができる

例えば、猫4匹と犬1匹と暮らしている、とか。

物が沢山ある、とか。

料理が好き。

ということも書いてあるんですが、その背景とか、そこへの思いみたいなものが書かれてあります。

猫4匹と犬1匹と暮らす

最初は、おこがましいですが独身女性として「ペットこんなに飼ってる独身女性ってまずいよな~」なんて感じで読んでました。

でもね、石田さんはありがちな「家族」一括りにはしていない。

動物たちにとっては「母親」の役割をしなくてはいけない。

これって普通に人間同士(子供という意味で)でもいえると思うんです。

言葉は話せなくてもちゃんと意思もあるし、心もある。

その子その子で性格も違う。

動物によって性質だって違う。

その子に合わせたしつけや愛情のかけ方も考えなくてはいけない。

でも自分も完璧なわけじゃないから、自己嫌悪に陥ることもある。

だからと言って放り出すことも出来ない。

そうやって繰り返し向かい合うことは辛い時もあるけど、知らない間に自分を成長させてくれると思うし、ありがたみを感じたりするんですよね。

それに、どんなに愛情を持っていてもいつかは自分よりも早く逝ってしまう。

それを受け入れて送り出すことも言葉で言い表せないほどの苦痛だけど、当然、乗り越えていかなくてはいけないこと。

「この人にとって猫も犬もペットという感覚ではないのかも。でも「人」でもない。区別をつけているけど、見方は対等のような気がする。」

というなんともわけわからん感想になってるんですが、主従関係ではない、動物との関係はすごくほっこりとしますよ。

 

物がたくさんある

片づけられない人みたいな言い方してすみません💦

「lily」でも見たんですが、物は多めだということみたいです。

ただ、本を読んでいる間に思ったことですが、石田さんはきっと「自分のことをわかっている」というか「自分の好きなことや物をよくわかっている」んじゃないかと。

案外自分って自分のことを知らなかったりすると思うんです。

人に「これ好きだよね~」と言われて自分がいつも同じものばかり買っていることにハッとしたり・・・。

でも石田さんは本の中で比較的自分自身のことは言い切っている感じがしたんです。

だから魅力的なのかなぁ、て。

きっと好きなものに囲まれている生活をしているんだろうな、て。

そして手に入れたものは大切にしているんではなかろうか、と。

 

自由でマイペース

冒頭で「時間の流れ」について書いたんですが、この本を読んでいると独特のゆったりとした時間を感じるんです。

「のんびり」でもないんです。

「ゆったり」て感じ。

もし、仕事や友達付き合いとか、若干自分の意思と関係ないところでほとんどの時間がとられていたりするのを「不自由」だと表現するならば、石田さんは「自由」な人なんだと思うんです。

そこに自分の意思があるというか。

先ほど、「自分の好きなことがわかっている」と書いたんですが、その一言に尽きる。

もちろん大人である以上、やりたくないことだってやらなきゃいけない時はあって、それは当然されているとは思うんですが、例えば友達との関係も「好き」なんだろうな、て。この人が好きなんだろうな、て。

「付き合いの友達」ていると思うんです。

でも、それがないと感じるというか。

犬のしつけで自己嫌悪に陥っていても、うんちの処理に追われても結局、飼い犬の花が「好き」なんだろうな、て。

そういう所をそこかしこに感じるんです。

愚痴がないというか。笑えるぼやきはあるんですがね。

究極、日常の暮らしを楽しめる人っていうのは自分の好きを大事にしている自由な人なんではないかしらん?なんて思わせられる内容でした。

おススメです。

 

他にも石田ゆり子さんの本をご紹介してます。こちらは写真が多めでかわいいインテリアなんかも見ることができて楽しいですよ。

「Lily-日々のかけら」

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