映画「シェイプ・オブ・ウォーター」ネタバレあり

2017 アメリカ

出演:サリー・ホーキンス 、 ダグ・ジョーンズ

監督:ギレルモ・デルトロ




あらすじ

耳は聞こえるが話すことができない女性、イライザ。政府の研究機関で掃除婦として夜間に働く彼女はある日、研究所に運ばれてきた人ではない生き物を目の当たりにする。なぜかその生き物、「彼」に惹かれ、隠れて会いに行くようになる。お互いに心を通わせ合うようになるが、「彼」が生体実験に犠牲になることを知り、彼を助けようとするが。(彼=半魚人です)

感想※ネタバレあり

「シェイプ・オブ・ウォーター」とは、やはりそのまま「水の形」?

水って形があるんだろうか?て考えてました。

どんな風にも形を変えることができ、けれどもこんな形とも言い切れない。

これは「愛」にも通じるところがあるということなんでしょうか?

イライザには決まった生活や仕事があって、わずかだけれど自分を理解してくれる友人もいる。それなりに幸せそうに見える。

でも、彼女は自分を欠けていると思ってたんですね。

それは「彼」が生体実験の犠牲になると知り、友人に彼を助けるため力を貸して欲しいと頼むシーンで彼女が吐露するんです。

自分は話すことができない。でも、彼は欠けている自分を見るわけではなく、そのままの自分を見てくれると。

それはある意味、そうかもしれない。彼の知能は高く、話せないけど、理解もしており、感情もある。

ある意味、彼女と一緒なのかもしれない。

そう、一緒なんだと思ったんです。

いきなりネタバレですが、私の考えでは、イライザにも「彼」と同じ種類の血が入っているのではないかと。

理由①イライザは首の両脇に3本の線(傷のように見える)がある

理由②聞こえるけれど話せない

理由③イライザは孤児なんですが、川に捨てられていた

理由④最後のシーンで銃で撃たれたイライザが水中で「彼」にキスをされ、息を吹き返す時に首の両脇の線がエラのように動く

ただ、そう考えると題名の意味合いが変わってくるのかな?て。

愛のカタチに決まりがないから、異種族同士の二人の愛のカタチだってその一つと言える。

でも、もし同じ種族ならそういう言い方しないかぁ、と考えて・・・

まぁ、そうすると人同士の愛だって一緒な気がするし。

だって、共通点がある人、全く違う人、て色々なパターンがあるじゃないですか?

だから、やっぱり愛のカタチは様々で、もしかしたら時とともに変わっていくこともあるのかな?と。

結局、思ったのは、あんまり難しく色々考えないで純粋に楽しんだらいいんですよね。映画を。