1度は怒りが湧いてくるけどね「パッセンジャー」感想ネタバレあり

【あらすじ】

地球の人口過多により他の惑星に移住するため宇宙船で旅をする5000人もの人々。目的地までにかかる時間は120年!その間、乗客は「冬眠」して過ごすんですが、機械の故障によりジムという男性一人だけが目覚めてしまいます。目覚めた時点で目的地までの残り時間は90年。

途方もない時間を一人きりで過ごすことに耐えられなくなり、自殺を図ろうとしますが寸でのところで思いとどまります。

そんな時、彼は冬眠中の乗客の一人である作家の「オーロラ」に恋をし、遂には彼女を起こしてしまうのです。

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【感想】

最初、オーロラを起こしたあたりは「それはないでしょ!?」と思ってしまいましたが・・・

だって、本当に不幸なことだと思う。希望を持って移住を決意しただろうにたった一人で失意の中で残りの人生を限られた空間でしか生きていけないって。想像したくないほどの孤独感。

でもだからといって誰かを同じ道にひきずりこんでいいわけじゃないし、罪悪感をずっと感じながら一緒に過ごすのだって辛い。

例え好きになっても話してもいない相手と二人きりになって、実は性格が合わないとかだったらもう最悪な人生だよ、とか思ってました。

でも、じゃあ自分だったら?て考えるとわかんないかもしれない。孤独っていうのは本当に辛いと思うから。

 

ここからラストのネタバレですが、

 

お互いに好印象を持ち、愛し合うようになる二人ですがある日ジムがオーロラを起こしたことが知られてしまいます。ショックを受けるオーロラはジムを拒絶します。まあ、当然です。

そんな中、宇宙船に不具合が起き自分達を含む5000人の乗客を助けるため二人で協力して危機を乗り越えます。

このことがきっかけとなり、関係が修復されるというより、お互いの存在の大きさに改めて気付く二人。

そんな時、オーロラ一人を冬眠ポッドでもう一度眠らせることができるようになったとジムが告げます。

(本当に愛しているからこそ彼女の幸せを願うようになったということでしょうか?でもそもそも君が起こしたんだけどね、とか思ってしまったけど・・・)

 

目的地で再スタートがきれるとなっても結局彼と一緒に宇宙船の中で残りの人生を過ごすことを選んでしまうオーロラ。

単純な私はこれには納得してしまうものがありました。

新天地には夢も希望もある。でも、幸せになる確証はどこにもない。それに、「この人」というような想いを抱ける人に出会える可能性なんて人生を通してだってあるかどうかすらわからない。

少なくとも本当に愛を感じている男性に「眠っている君に毎日会いにくる」と言われれば感動するという意味ではなく、心を揺さぶられるはず。

なぜなら、眠っている自分に毎日会いに来る彼の姿を想像し、その孤独を思うだけで心が痛む以上にきっと疑問を感じ続ける気がする。彼を失っていいのか?彼に自分を失わせていいのか?自分が人生に求めているものは?

 

最後いい話になったけど、個人的には最初がひっかかってて「う~ん、まあいいか」ていう感想になってしまいました。

 

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